エッセイが好き
エッセイが好きだ。
文章の中で1番好きなジャンルだと思う。
特に有益なことが書いてあるわけではないし、これをしたらこうなります!という情報もないから、ビジネス書よりは売れないのかもしれないけど、エッセイがなければ私はもっとくじけてたんじゃないかなと思う。
疲れた時にあたたかいお風呂に入って、清潔なパジャマに着替えて、ふかふかの布団につつまれて、朝になったら少し元気になっているような、そういう効能のようなものがエッセイにはある。
本を出している作者の人は自分より社会的認知度が高かったり、地位があったりするけれど、その作者であっても、自分と同じように落ち込んだり、うれしかったり、日常を淡々と生きている人間なんだって知れるのが好きなのかも。
役立つ情報も好きだけど、一見役立たないようなことでも、確実にその人を構成する一部になって、小さな層がどんどん積もって人格が形成されてたりするんじゃないかなぁって思ったり。